福井の織物工場がつくる
オリジナルリボンブランド
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工場長のノート
2021年7月7日
今回の工場長ノートは、コンプリートボックスについて書かせて頂きます
コンプリートBOX作成のきっかけは、もちろん、レピヤンリボンアワードの為ですが、実際は、アワードの開催同様に、ブランド立ち上げ当初から、いつか作りたい、と目標にしていたアイデアでした。
それは、アワードの最優秀作品へのプレゼントの為に作りたい、という想いよりもどちらかというと、”宝箱”を作りたい、という想いでした。
以前にもどこかで書いたことがありますが、「ようこさんの手芸」のようこさんが、「たかちゃん!小さい頃から、リボンは私にとって宝物なんやでの!」(※たかちゃん=工場長)((福井弁)なんやでの!=なんだからね!)という言葉をよく思い出します。(ようこさんは、20年以上働いていただいているので、僕が小さな頃から知っているので、そんな呼び方なんです(笑))
それは、”リボンが詰まった箱”って、手芸好きにとっての”宝箱”なんだなと認識した瞬間でした。
でも、その”宝箱”をどうやって作ろうか、ずっと考えていいて、なかなかいい方法を見つけれずにいました。
そんな時、昨年、福井県が毎年、松屋銀座で行う「ニューフクイ」という催事に出店させて頂いたことがきっかけで、越前箪笥職人の小柳さんに出会うことができました。
小柳箪笥 ➡ https://oyanagi-tansu.jp/
ブランド(kicoru) ➡ http://kicoru.com/
写真はクールですが、実際のお人柄は、とっても優しい方で、the職人気質、とは、また違うタイプの職人さんです^^
初めは自分で設計図を書いて、こんなのが作りたいです!って持っていきました。
当初、アワードでプレゼントもするけど、コンプリートBOXとして、販売もしたい、と思っていましたが、打ち合わせを重ねるうちに、どんどん欲が出てきて、気が付いたら、到底販売できない価格の仕様に仕上がりました^^;
しかし、販売は難しくなりましたが、仕上がり具合は、パーフェクト!
今後、多少のアップデートはしていきたいと思っていますが、外観と素材感は、文句なしの可愛さで、とってもとっても満足しました。
こだわりポイントは、オリジナルチロル1mパックがきれいに入る溝を作り、仕切りの板も外せるようにしたり、
釘は一切使わず木組みしていただいたり、
フタ面もメリハリをつけるために彫りを入れて頂いたり、と至れり尽くせりです^^
BOXの内側は、越前箪笥らしく桐材を使用し、外側は高級木材の代名詞、オーク材を使用しました。
オイルの色も拭き漆のような色合いにして、レピヤンリボンらしく、和と洋をMIXさせた、可愛くてどこか懐かしいコンプリートBOXが完成しました!
きっと、使い込むごとに経年変化を楽しめ、傷が入って、ツヤが落ちることで、もっと素敵なBOXに変わっていくことと思います。
今後は、イベント時に展示したりしながら、皆様にも見て、触れて頂ける機会を作っていこうと思いますので、楽しみに待っていてください☆彡
そして、もちろん、第2回レピヤンリボンアワードの最優秀作品にも、このコンプリートBOXが贈呈されます!
まだ販売を開始していない配色も入っていたりして、何度も開けて眺めて頂ける、ココロ踊るコンプリートBOXを是非受け取ってください♪
レピヤンリボン 工場長
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