【ディレクター賞】~いつもいっしょ~ 第4回レピヤンリボンアワード

初めまして。
レピヤンリボンの創設から10年近く、ブランドのデザインやディレクションを担当している高須賀活良と申します。
今回、初めてアワードの場に登場することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回のレピヤンリボンアワード「ディレクター賞」として選ばせていただいたのが、『いつもいっしょ』という作品です。
 
 
この作品に強く惹かれたのは、“まとうリボン”というテーマを、ごく自然に、自分らしく、そして深く受け止めてくれていたこと。
一見するとシンプルな白いシャツ。けれど、よく見るとポケットやカフス、裏地にひっそりと「まんまるねこ」のリボンが使われていて、しかもその柄は着ている自分に向かって配置されている。
それはまさに、「自分のための普段着」であり、「自分だけが知っている特別な一着」。
この“密やかなよろこび”に、僕はとてもぐっときました。
 
 
日本には、江戸時代の“裏勝り(うらまさり)”という文化があります。贅沢が禁じられていた中、人々は裏地に美しい布を仕込み、自分だけの楽しみを忍ばせていた。
この作品にも、そんな奥ゆかしさと粋が感じられて、まさに「まとうリボン」のひとつの理想形だと感じました。
それに、“まんまるねこ”は僕がデザインした中でも、かなりキャラクター性の強いリボン。
それをこんな風に、自分だけの宝物のように身に着けてもらえたことが、何よりうれしかったです。
 
 
リボンを使うことで、日常がちょっと楽しく、ちょっと特別になる。
そんな体験を、これからもたくさんの人に届けられるよう、僕たちもがんばっていきます。
受賞、本当におめでとうございました!

使用リボン