こんにちは♪レピヤンリボンのようこです。

この度、ようこさん賞に
「リボンでまとう イルカでまとうTシャツ」を選ばせていただきました。

洋服をつくる作家さんの悩みは、「どうしても残ってしまう小さなハギレ」だそう。
そんな想いから生まれたこちらのTシャツは、作り手ならではのリアルな想いと、リボンを使った自由な発想が融合した作品です。
Tシャツのモチーフとなっているのは、ハギレを活かして作られた“イルカ”のアップリケ。ドイツ発祥の「スラッシュキルト」という技法を使い、数枚の生地を重ねて縫い、そこに切り込みを入れて、あえて切れ端を起毛させることで、独特の質感を生み出しています。

そしてそのイルカにまとわせたのが、レピヤンリボンのリバーシブルドットリボン。リボンの端処理もあえてせず、、立体感と動きを加えることで、着るほどに風合いが変化していく唯一無二のTシャツに仕上がっています。洋服づくりの過程でどうしても出てしまう「ハギレ」に、リボンというアイテムを掛け合わせることで生まれ変わった1着。アパレル業界の課題にも通じるテーマを、ユニークな表現で届けてくれた、印象深い作品です。

とても素敵なイルカのスラッシュキルトTシャツを制作してくださり、ありがとうございました。

応募作品を拝見したとき、生地やリボンのハギレをこんなにも美しく、しかも楽しい発想で活かせるのだと、とても感動しました。

ブルー系のハギレやリバーシブルのドットリボンでかたどられたイルカが、Tシャツの中を泳いでいるようで、見ているこちらまで思わず笑顔になってしまいます。

切れ端をあえて処理せず、着るたびに表情が変化していくという点も素敵ですね。時間の経過とともに育っていくような布づかいに、愛着がどんどん増していきそうです。

リボンのハギレまで大切に使っていただいたこと、スタッフ一同とても嬉しく思っています。

このたびは受賞、本当におめでとうございました。

なお、ようこさん賞は2作品が選出されています🎀
次回、もう1作品もご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧くださいね♪