【銀賞】~蒲公英下駄~ 第4回レピヤンリボンアワード~

第4回レピヤンリボンアワード
 
【銀賞】
~蒲公英(たんぽぽ)下駄~
 
第四回レピヤンリボンアワード、テーマ「まとうリボン」の銀賞は……
\\蒲公英(たんぽぽ)下駄です!!//
 
こちらのお写真は応募時にいただいたものをお借りしました!(素敵なお写真ありがとうございます!)

えっ、下駄? 鼻緒のことじゃなくて? と思われた方、いらっしゃいますよね^^
でもご安心ください、この作品、なんと応募者の方が作られたのは鼻緒だけじゃないんです。下駄の本体そのものも、なんとご自身でつくられています!
実はこの下駄、ただの手芸作品ではありません。なんと、最近話題の「3Dプリンター」という機械を使って、本体部分を制作されているんです。3Dプリンターとは、パソコン上で設計した形を立体として出力できる機械で、ものづくりの世界では今、とても注目されている技術なんです。こうしたデジタル機器を使ってものをつくることを、「デジタルファブリケーション」と呼ぶのだそうですよ。
 
 

でも……正直、3Dプリンターで下駄ってどういうこと?って、私も最初は全然イメージが湧きませんでした(笑)
実際にこの作品を手にとって、まじまじと見て、ようやく「なるほど……?」と半分納得、半分不思議な気持ちになるような、不思議な魅力にあふれた下駄なんです^^
見どころの一つめは、なんといっても下駄の底!
 
 
 

よく見ると、レピヤンリボンのたんぽぽ柄が、そのまま模様として下駄底に再現されているんです。「えっ? どうやって!?」と思わず言ってしまいそうですが、写真をズームして見ていただくと、ちゃんとタンポポの模様、あるんです。これ、すごいですよね。

そしてもう一つのすごいポイントは、見た目の重厚さに反して、実はすごく軽い!
中が空洞になっている“中空構造”という仕組みで作られているため、軽くて、しかも履くと「カポカポ♪」とどこか粋な音が鳴るんです。この音もまた、普通の下駄とはちょっと違って、作品の魅力のひとつになっています。
 

さらに感動したのが、鼻緒を通す穴は精密に3Dプリンターで作りながらも、鼻緒の留め方は昔ながらの下駄と同じように手仕事で仕上げられているところ。
まさに、デジタルと手仕事の見事な融合。足元から“リボンをまとう”という今回のテーマを、こんな形で体現してくださるなんて、驚きと感動の連続でした!
 

作品に込められたこだわり、アワードへの想い、そして何より制作に向き合う真剣な集中力を、しっかりと受け取らせていただきました。
素晴らしい作品をご応募いただき、ありがとうございました!
このたびは銀賞、本当におめでとうございます!
 
次回はいよいよ、第4回レピヤンリボンアワードの【最優秀賞】の発表です。
アワードの締めくくりにふさわしい、特に高い評価を受けた1作品をご紹介いたします。
最後までどうぞご注目ください。
下記は作者さまからご提供いただいたお写真となります。本当に素敵な作品とお写真をありがとうございました。